ルイヴィトンの商品には、製造年や製造国により製造番号 (デートコード) が刻印されています。製造番号の刻印は1980年頃から始まりました。
ルイヴィトンの 製造番号 (デートコード) の見方
ルイヴィトンの製造番号 (デートコード) は、主にアルファベットと数字から構成されています。
年代ごとに表記の仕方が異なります。こちらの画像を参考にしてください。

ルイヴィトン 各年代ごとの製造番号のルール
こちらはモノグラム スピーディ35に刻印された製造番号です。

「SP0958」とありますが、これらの製造番号から1998年の5月にフランスの工場で作られた商品であるということがわかります。
製造番号のアルファベットと製造国 (工場)
製造番号には 各国に対応したアルファベットが記されています。
下の表は各アルファベットによる製造国の一覧です。
並びはアルファベット順となっています。今後上記以外のアルファベットが追加される可能性があります。
製造番号は固有の「個体番号 (シリアルナンバー)」ではありません
商品固有の「シリアルナンバー」と混同されることがよくありますが、年代や国によって同一のものが存在します。
同じ年に同じ工場で作られた同じモデルには「同じ製造番号」が刻印されるということです。
しかし日本の販売サイトなどでは「シリアル」と表記してあるところが多いので理解しておきましょう。
海外のサイトでは「DATE CODE」と表記してあることが多いです。
「型番」が刻印されることはありません
各商品を表す M41526 などの「型番」が刻印されることはありません。
もし製造番号のあるべき場所に「型番」が刻印されているのであれば、その商品はコピー・偽物と考えていいでしょう。
製造番号がない商品も存在します
1980年代はじめの製造初期の商品の中には製造番号がないものが多数あります。
もともと刻印が入る以前のモデルであったり、打刻ではなく印字だったために擦れて見えなくなしまうなどが理由です。
また、手作りで作られているため稀に縫い目の中に縫い込まれてしまったり、刻印を入れ忘れた(!)などという商品も存在します。
製造番号が無いからといって「これは偽物だ!」と決めつけないようご注意ください。
キーホルダーや指輪にも製造番号の刻印がある場合も
バッグや財布以外に、キーホルダーや指輪などのアクセサリーにも製造番号が刻印されているものがあります。
こちらもモデルや年代によって有無や場所が違うことがあるので、注意深く探してみてください。
製造番号 (デートコード) の場所について
製造番号は一見すると非常に分かりづらい場所に刻印されていることが多いです。
また、同じモデルによっても年代によって刻印の場所が異なる場合があります。
定番の場所は、内側の革製のタブやハンドルの根本、裏地のファスナー付近などです。
財布やキーケースなどの小物は内側ポケットの縫い目付近にある場合が多いです。
各モデルの製造番号の場所はこちらのページをご覧ください。
こちらの情報ページは今後も新しい商品を追加していく予定です。
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